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ロレックスの代表的なモデルの特徴とエピソードをご紹介します。
デイトジャストは、ロレックスが特許を取得した「日付表示を瞬時に切替える」技術で、デイトジャスト機構を装備したモデルの総称でもあります。ロレックスのスタンダードとして長年にわたり様々なバリエーションが登場しています。
バリエーション豊富なモデルですが、ベゼルの形状で大きく分類されることがあります。
デイトジャストの王道と呼ばれるベゼルは、フルーテッドモデルと呼ばれる表面にギザギザの刻みがあるベゼルで、ゴールド素材でのみ生産されます。見る確度によって光の反射が異なる美しいベゼルです。
細かい刻みが入ったベゼルを持つモデルは、エンジンターンドモデルと呼ばれます。航空機のエンジンに似ているから名付けられたそうです。
丸みを帯びたシンプルなベゼルを持つモデルは、ポリッシュドモデルと呼ばれています。
デイデイトは、スポーツモデルが有名なロレックスの中にあって、VIPが利用する特別なロレックスとして18金かプラチナのモデルのみ生産される「キング・オブ・ロレックス」の名を冠する最高級モデルです。
1956年にアイゼンハワーがアメリカ大統領へ再任した際には、お祝いに贈られこともあります。
ロレックスにはプレジデントブレスと呼ばれるブレスがありますが、このアイゼンハワー大統領に贈られたデイデイトのブレスが名前の由来になっているそうです。
最大の特徴として、ダイアルの12時位置に省略無しの曜日表記があります。この曜日表記は26カ国語から選択でき、午前0時になると瞬時に表示が切替わります。
バネ棒やネジなど細かいパーツまで18金のため、ケースからブレスまで時計全体の一体感が高く、隙のないゴージャスさが印象付けられます。さすがにムーブメントの全パーツまで18金という訳ではありませんが、実際にデイデイトを手にした時に得られる重量感には、重量以上の満足感が伴うでしょう。
ターノグラフは、1950年代に発表された、回転ベゼルを持つ「オイスター・パーペチュアル(防水・自動巻き)」で、現在のスポーツモデルの原型とも言える歴史的に重要なモデルです。
ターノグラフ(TURN-0-GRAPH)の名称は「ターン・ゼロ・グラフ(ゼロに帰る)」を意味しており、現在時点を基点として時間経過が計れる双方向回転ベゼルを備えていることに由来します。
初期型のターノグラフに後継モデルは存在しませんが、2004年に回転ベゼルを持つデイトジャストとしてターノグラフのペットネームを冠するモデルが新たに登場しました。この新モデルはデイトジャストらしいスタンダードモデルとしての高級感を備えています。
デイトジャストで唯一の回転ベゼルと「TURN-0-GRAPH」という赤文字のペットネーム、同じく赤い秒針が大きな特徴です。
エアキングは「オイスター・パーペチュアル(防水・自動巻き)」のブランド時計として1945年に登場した、ロレックスで最も歴史のあるペットネームを持つモデルです。
デイトジャスト(日付切替え機能)など付加機能がなく、バーハンドとバーインデックスで時刻を表すシンプルなデザインを基調とし、文字盤には「Air-King」とペットネームが刻まれています。
最も人気のあるエアキングは、ブルーのダイアルに3時・6時・9時が刻まれたSS(ステンレススチール)モデルです。(12時にはロレックスのロゴマークである王冠が刻まれています。)
価格帯も廉価なエアキングは、ロレックスの入門用モデルという位置づけがふさわしいでしょう。
2007年にはモデルチェンジした新作が発表され、これまでゴールドモデルにのみセットされたフルーテッドベゼルや、エンジンターンドベゼルをセットした豪華な装飾のエアキングも登場しました。
「探検者」の名を冠するエクスプローラーIは、サブマリーナーと同じ1953年に発売されました。
付加機能を一切持たないシンプルなデザインで、低温にも強い強固なケースに守られ、基調となるブラックダイヤルが時刻の視認性を高めています。「極地でも正確に時刻を計測できる」というテーマを追求した、ロレックスの中でも時計本来の機能に特化したベストセラーモデルといえます。
世界初のエベレスト登頂にエクスプローラーIが携帯されたなど、話題性はありましたが、発売当初はあまり人気の無いモデルでした。ブランド時計といえば豪華な装飾時計が主流だった時代に実用性と耐久性を追求したという、いかにもロレックスらしいエピソードです。
(1950年代当時は、ホワイトダイヤルのドレス系モデルを発売するなどの試行錯誤も重ねたのですが、結局は時刻を正確に計ることに特化する本来の路線に戻りました。)
スペシャルモデルとして、ティファニーやカルティエなど、ダイヤルに別のブランド名が併記されたダブルネームのエクスプローラーIなどが有名です。
エクスプローラーIIは「洞窟探検」をコンセプトにしたモデルで、1990年代後半から人気が急上昇しました。 エクスプローラーIが追求した正確な時刻を知る諸機能に加え、洞窟や白夜の続く極地など、昼夜の区別がつかない状況を想定した日付表示のデイト機能、24時間表示ベゼルを装備しています。
現在までに発売されたエクスプローラーIIは3種類あります。
初期モデルは、エクスプローラーIのシンプルさをより堅牢にビルドアップしたデザインで、視認性の高い大きなオレンジの24時間針が特徴的なモデルです。発売当初は全く売れなかったところもエクスプローラーIと同じで、人気が出てからは生産数が少なかったことが、かえってレア度を高めています。
最初期のモデルには秒針のドットがないことも特徴です。
2ndモデルは、スタイリッシュなデザインに変更されており、初期モデルの堅牢さを表すような無骨さがないことが特徴です。1988年から1990年までのわずか2年間しか生産されておらず、レア度の高いモデルです。
特に文字盤がアイボリーのモデルは、最もレア度が高いとされ、高値で取引されています。
現行モデルは、2ndモデルを踏襲したデザインで、より信頼性の高いムーブメントの搭載、ベゼルの夜光塗装、ベルトのフラッシュフィットなど、他のスポーツモデルと同様の最新型への変更が施されています。
文字盤はブラックとホワイトがあります。
GMTマスターIIは、航空会社のパイロット達の要望により1983年に開発されたモデルで、地球上の任意の2ヶ所(最大3ヶ所)の時間を同時に示すことができることが特徴です。
GMTとは「グリニッジ・ミーン・タイム(グリニッジ標準時)」の略で、ひとつの時計で時差のある2ヶ所以上の時刻を測定する機能を意味します。
1983年の登場時は赤と黒の2色の回転ベゼルのみでしたが、2000年のGMTマスターの生産終了を受け、赤と青、黒一色の回転ベゼルを継承しました。黒一色ベゼルのモデルは日本にほとんど輸入されなかったため、登場した当初は大変な人気を博しました。
現在でも、時差を超えて活躍するビジネスマンや旅行者に愛用されているモデルです。
デイトナは、ロレックスが自動車レースのレーサー用に開発したモデルです。ストップウォッチなどの計測機能(クロノグラフ)が搭載され、レース中のレコードタイムなどを測ることができます。
デイトナの名称は、アメリカの24時間レース「デイトナ・スピードウェイ」に由来します。1960年代のロレックスはヨーロッパでのクロノグラフ販売で優位に立てず、アメリカ市場の開拓に挑戦していました。ロレックスデイトナの知名度や人気は狙いどおりデイトナレースの人気と共に高まりました。
レーサーで俳優のポール・ニューマンがレース中にロレックスデイトナを愛用していたことも大きな話題を呼びました。
さらには、1988年のイタリアのファッション誌「ヴォーグ」のロレックスデイトナ特集も大きな人気の起爆剤になりました。
スペシャルモデルとしては、デイトナ・ポールニューマン・モデルが有名です。
エキゾチックダイヤルをセットしたロレックスデイトナの別名ですが、俳優のポール・ニューマンが映画で使用していたことから、呼び名として定着したといわれます。
サブマリーナーは、1953年に発売された世界初のダイバー用モデルで、一方向にのみ回転するベゼルが、経過時間を正確に計測し、酸素ボンベの残量から決まる水中での活動時間を確実に計ることができます。
オイスターケースとトリプルロック式リューズなどロレックス独自の技術で、1953年の初登場時に100m防水、現行モデルで300m防水を実現しています。その防水技術の高さは、各国軍隊でサブマリーナーが正式装備に採用されていることからも明らかです。
デザインは1953年の初期型からほとんど変わっておらず、機能性を追及して辿りついたデザインとして、多くのユーザーに高く評価されています。
スペシャルモデルとして、文字盤にある「SUBMARINER」の刻印が赤く塗られた、通称赤サブといわれるモデルが有名です。また、2003年にはサブマリーナー誕生50周年を記念したグリーンベゼルのサブマリーナーも登場しました。
「海の居住者」の名を冠するシードゥエラーは、ロレックスが深海で作業する人たちのために開発したモデルで、初期モデルで610m、最新モデルでは1,220mの防水が保証されています。
飽和潜水時に溜まるヘリウムガスを排出するエスケープバルブがセットされ、耐久性向上のため日付を大きく見せるサイクロップレンズがないことが大きな特徴です。
シードゥエラーは公認クロノメーターであり、自動巻きムーブメントは日付表示付で、オイスターケースに収められています。また、1,220m(4,000フィート)までの防水が保証されています。回転ベゼルは一方向のみに回転し、水中での経過時間を正確に計ることができます。
スペシャルモデルとして、文字盤にある「SEA-DWELLER」の刻印が赤く塗られた、通称赤シードといわれるモデルが有名です。赤シードは1970年から1971年までの2年間しか製造されていないため、超レアモデルとなりました。
ヨットマスターは、1992年にヨットクルージングを楽しむようなリッチ層向けに登場した、ロレックスのスポーツモデルでは最も新しいラインのモデルです。
シルバーボディに赤い秒針と文字盤の「YACHT-MASTER」の赤文字が印象的で、ヨット競技のタイム測定を想定した両回転を備えています。
サブマリーナの豪華版とも呼ばれるヨットマスターは、日本ではプラチナ製のダイヤルとベゼルを持つロレジウムが一番の人気です。また、ボーイズサイズ、レディースサイズが用意されていてロレックスでは珍しいペアウォッチを楽しめるモデルでもあります。
映画でブラッド・ピットが彼女とロレックス/ヨットマスターのロレジウムをペアウォッチにしたことでも有名です。
2007年には、ヨットマスターの新作としてロレックス/ヨットマスターIIが登場しました。文字盤にカウントダウンタイマーが設置されたクロノグラフで、今後が楽しみなモデルです。
ミルガウスは、「1,000ガウスに耐える」という意味を持つ、ロレックスで唯一の耐磁性能を備えたモデルで、無線技師や医師などの利用を想定して登場しました。
機械式の時計は磁気を帯びると正常に動作しなくなるため、ケースを二重にすることで、ムーブメントを磁気から守っています。インナーケースは軟鉄製で、ダイヤルは非磁気体でで作られているため、磁気や磁力を受付けません。
イナズマ針と呼ばれるジグザグにデザインされた秒針も大きな特徴です。
ターゲットが特殊なため生産数が極めて少なく、発表からすでに50年以上が経過したこともあり、非常にレア度が高いモデルです。
1989年の最終モデルをもって生産が終了していましたが、2007年に新作が登場して復活を遂げました。
最新モデルのミルガウスには、秒針にオレンジのイナズマ針がセットされています。
チェリーニプリンスは、1928年に登場した、別名でドクターズウォッチとも呼ばれているユニークなモデルです。
医者が脈拍などを計測するときに便利なように、秒表示をスモールセコンド化して拡大させているのが大きな特徴です。
一時期製造が中止されていましたが、2006のバーゼルワールドで見事に復活を果たして会場の話題をさらいました。
ロレックスでは珍しいスクエア形のケースを採用したエレガントなフォルムは、ロレックスファンならずとも魅力を感じるはずです。
なお、このプリンスを含めたチェリーニラインは、すべて手巻きモデルになります。
他にも様々なロレックスの買い取り実績がございます。ロレックスなら何でも買い取りいたしますので、お悩みになる前にまずはお気軽に店舗までお越しいただくか、またはメール・お電話にてご相談ください。



















